水曜日, 5月 16, 2007

新入りイングリッシュローズ セプタード・アイル

 昨年の秋に大苗を植えた新入りのイングリッシュローズのセプタード・アイルです。イングリッシュローズは苗の値段が高いのでなかなか手が出ないのですが、それでもウィリアム・シェークスピア2000、グラハム・トーマス、タモラ、パット・オースチン、セプタード・アイル、そして今年になって植えたアブラハム・ダービーでいつのまにか6種類になっています。まあ、最近の品種は高くて買う勇気がないんですが...
 イングリッシュローズは十分なスペース(高さも広さも)があれば、ほんとうにだれでもきれいに咲かせることができます。デビッド・オースチンさんはすごい。
香りもすばらしいです。セプタード・アイルはミルラの香りの代表種です。ミルラの香りを調べると没薬(もつやく)の香りと出てきます。クローブのような香りらしいですが、ちょっと漢方系の薬の香りがします。我が家では、タモラ、ディスタント・ドラムスがミルラの香りということですが、どちらも微妙に香りが違います。タモラがちょっとフルーティな香りで、セプタード・アイルはもう少しマイルド香りです。ディスタント・ドラムスはわずかしか香りませんのでなんともいえません。
 話をセプタード・アイルに戻します。これを買う時にヘリテージを買っておこうか悩んだのですが、ディープ・カップのコロコロっとした花が好きなので、思わずセプタード・アイルを選んでしまいました。大きくなるのかと思っていましたが、花もどちらかといえば小ぶりで、株もきれいにまとまってくれています。パット・オースチンなどはちょっと暴れるので、心配していましたが、きれいなブッシュになってくれています。
 イングリッシュローズでいまいちと感じるのは花もちの悪さでしょうか?きれいに咲いていると思うと、風がふいたりするといきなりバサッと花びらがおちてきたりします。花もちが悪いのは花びらが薄いのでしかたないのでしょうが、バサッと落ちると片付けがたいへんなのです。その点、メイアンのロマンチカシリーズなどはもうすこし花びらが厚く花もちはいいかと思います。その分香りがなかったりするので、難しいところです。
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