火曜日, 1月 30, 2007

オールドなジャックカルチェ

いかにもオールドローズらしいやさしい花をさかせるのがジャックカルチェです。葉の形も、つぼみも開き方も、花首がみじかいのも、いわゆるモダンローズはぜんぜん違います。我が家ではいちばん最初に植えたオールドローズですが、そのやさしい自然な雰囲気に、思わずオールドローズファンになってしまいました。
ジャックカルチェはポートランドローズで、花数はそれほど多くはないのですが、何度も繰り返し咲きます。モダンローズのそれとはちがいますが、まあ四季咲きですね。枝は細い枝が株元からいっぱいでてきて、雰囲気からしてハイブリッドティーやフロリバンダとは違います。なんか雑木くさい自然な雰囲気です。
咲き方がジャックカルチェは独特です。全体的につぼみが膨らんできたと思うと、真ん中から開き初めて、中から花びらが噴き出すように咲いていきます。蝶が羽化するように咲くと書いてある本もあります。まさにそんな感じで開いていきます。クォーターロゼット咲きなのですが、シャローカップ咲きからロゼット咲きに変化する花がモダンローズというかイングリッシュローズには多いのですが、この花の咲き方は違います。
イングリッシュローズはオールドローズの雰囲気といいますが、やっぱりオールドローズはオールドローズだと思います。オールドローズでもティーやハイブリッド・パーペチュアルなんかは、現代的な感じがしますが、それ以前のものはまたもう一段オールド感じがして、それがいいですよね。まあ、そんな感じがします。昨年は写真を撮り損なってしまったのですが、ガリカのシャルルド・ミルあたりもオールドな雰囲気が素敵です。
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