日曜日, 2月 11, 2007

つるディンティベス。ひとえに一重。

 引っ越してきて最初の年に植えたつるバラの1本がこのつるディンティベスです。南側の日当たりのいいところに植えているためか、巨大化して枝の誘引にひと苦労しております。一重のバラですが花の存在感は十分で、房咲きの姿は妖艶といえるほどで圧巻です。つるでないディンティベスも植えていますが、春つぎからつぎに咲く雰囲気は、ブッシュにはないものです。
 ディンティベスは今でいうところのアーリーモダンローズで、1900年代の前半のものです。一重ですがやや紫がかった色、さらに紫色をしたおしべが、現在のモダンローズとはまったく違う味わい感じさせてくれます。香りもよく、本にはスパイシーな香りと書かれています。よく香りますがそれほど主張の強い香りではなく、ほのかに庭全体に香りを振りまいてくれます。
 問題はとくにかく巨大化するところです。枝は太く剛直です。花のやさしさとはぜんぜん正反対の太い枝です。3m以上はグングン伸びていくので、伸びたシュートをどう保護するかを考えておかないとたいへんです。今年は、花の数はあきらめて強めの剪定をしてしまいました。でないと、花の位置がどんどん上にいってしまうのです。もっと広い壁があればいいんですがね。場所を選ぶバラです。
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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こちらも変わった種類ですね。
はじめてみました。
いったいいくつの種類を世話してあるのやら・・・。ただただ驚くばかりです。
ぜひ一度実際に見に行きます。

Unknown さんのコメント...

ディンティベスはけっこう人気のあるバラだと思います。つるディンティベスは育てる場所を選びますが、本来のブッシュのほうのディンティベスは比較的育てやすいバラだと思います(雰囲気はだいぶ違うと思いますが...)。
品種の数ですが、ミニバラを入れると80弱というところです。そんなにあるとは感じていないのですが、まじめに数えるとそれくらいあります。2ヶ月間は毎日紹介できます。
春になったらぜひ見に来てください。