ブーケのような房咲きがきれいなスカーレット・オベーションです。例年はつぼみが開ききれなかったり、重さで倒れてしまったりと、なかなかきれいな開花を見られないのですが、今年はバッチリです。玄関の前にタモラといっしょに植えてあります。地植えですが、それほど広いスペースもなく、土の量も限られた場所なので、ほとんどポット植えと同じような環境ではあります。
スカーレット・オベーションは名前とおりデ・ルイターのミニバラなのですが、すこし大きめに育ちます。葉はミニバラという雰囲気ではなく普通のバラと同じような大きさです。花はミニバラよりは大きめで、5cmから7cmといったところでしょうか?花びらの表と裏の色が違って、花びらも多く、うまく咲いてくれるとたいへんきれいです。
うどんこ病にもなるし、黒点病にもなる。コガネムシにもやられやすいので、そこが難しいところ。それほど弱くはないのですが、日当たりがそれほどよくない場所で、影になりやすかったり、風の通りみちになって強風倒れてしまったりします。環境を維持するのはなかなか難しいものです。
ところが、今年は玄関側は病気も広がらないし、害虫もまだ襲ってきません。早めから殺菌剤・殺虫剤を散布しているからだと思います。南側のうどんこ病がひどいので、そのついでに撒いていたのですが、それがたまたま予防になっているようです。うどんこ病は蔓延してしまうと止めることはたいへん難しい。新しく出てくる芽やつぼみがやられますから、予防で散布しても直接は効かせることがでいませんよね。全体的に胞子の拡散を防がないといけません。胞子は風で飛んでくるわけで、難しいものです。強く育てることが一番大事みたいです。
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