花だけみるとカーネーションかと思うようなピンク・グルーテンドルストです。普通は花だけみることはできないので、葉も枝もみるわけですが、見てしままうときっと花より枝にびっくりするはずです。まあ、すごいトゲトゲなんです。
ピンク・グルーテンドルストはFJグルーテンドルストがオリジナルで赤、その枝変わりでピンク、さらにホワイトもあります。はまなすの交配種で、ハイブリッド・ルゴサという分類になります。ハマナスのすごいトゲトゲがそのままで、もしかするとハマナスより刺がいっぱいあるかもしれません。間違っても枝を手で持ってはいけません。防犯用にも使えるかもしれません。
ハマナスの交配種ですが、花は全然似ていません。ハイブリッド・ルゴサにはフィンブリアータなども花びらがギザギザの品種があります。大元のハマナスは一重の花なのにどうしてなんでしょうね。そうそう、ピンク・グルーテンドルスト、写真をみるときっと素敵な香りがするんじゃないかと思うでしょう?実は全く香りがありません。これも残念。刺がなくて香りがあればすごいと思うんですが、まあそんなもんなんです。
この株はノイバラに接ぎ木してある苗だったのですが、挿し木でもしっかり育ちます。挿し木は刺のおかげでうまく刺さらないのですが、うまく刺の処理をしてから挿し木すれば、成功率はかなり高いと思います。
育てる上では、病気にはあまりなりませんが、アブラムシやハダニはついきやすいと思います。夏のハダニには注意する必要があります。四季咲きでいっぱい花もつくのですが、ハダニにやられてしまってはうれしくありません。今年はあまり害虫は発生していないので、きれいに咲いてくれています。写真だけみればたいへんかわいいバラですよ。
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