月曜日, 12月 31, 2007

来年もよろしく!

今年も薔薇色の研究室にお付き合いくださりありがとうございました。年末は体調を崩してしまい、きれいな写真を撮れなかったことと、つぼみのままで咲ききれない花を待っていて記事を書けないままで大晦日を迎えてしまいました。
来年は、年賀状と今年のベストローズからスタートしたいと思います。来年もよろしくお願いします。

金曜日, 12月 21, 2007

アンティーク・レースがやっと咲きました

 アンティーク・レースはずっと前からつぼみがついていたのですがなかなか花にならなくて、やっといまごろになって花を咲かせてくれました。つぼみがあっても1ヶ月に1輪じゃすべてが咲くまでにいつまでかかることか...
気温が急に寒くなってしまったので、せっかくついたつぼみが生長しきれないままになっているものが多い気がします。ブラッシュ・ノアゼットなんかは楽に100以上のつぼみがついています。このままボールにしてしまうのはもったいない...
 アンティーク・レースですが、この写真はあまりいけていませんが、クリームとアンバーの微妙なグラデーションは素敵です。フリルのある花びらがいっぱい重なったゴージャスな咲き方です。もうすこし咲き進むとそれがはっきりしてくるのですが、さてどうなんでしょう。この写真の花は、これよりきれいになっておりますが...
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木曜日, 12月 20, 2007

今年はグラハム・トーマスも長い

 寒くなって花もちはよくなったので、それなりに花は咲いているのですが、実際のところ冷蔵庫でそのままになっている野菜のような感じになってしまっております。やはりちょっと花が咲くのが遅くなりすぎたんですね。というわけで写真のネタが少ないのですが、こういうときはイングリッシュ・ローズの定番に登場してもらうことにします。
 はい。グラハム・トーマスさんです。ぱちぱちぱち。
今年は、秋も結構咲いてくれております。春に比べたら数では10分の1も咲きはしないのですが、秋の花は色よく目立って春の華やかさとは別の主張をしています。微妙な山吹色が素敵です。春はどちかというと明るい黄色ですが、秋はちょっとオレンジを帯びた深い黄色になります。オレンジ色といえばパット・オースチンがありますが、パット・オースチンはなぜか秋は沈んだ雰囲気がします。パット・オースチンは春のほうが主張しますね。どうしてなんでしょうね。
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水曜日, 12月 19, 2007

投稿が滞ってごめんなさい

先週風邪をひいてから体調がよくなくて、投稿をサボっております。ごめんなさい。風邪をひいてのどや鼻を悪くするとそれがきっかけとなって、気管のアレルギーが出てしまうんです。咳がゴホゴホ、声がガラガラ状態になってしまうのです。どうもカビアレルギーのようで、風邪がトリガーとなって、カビに過敏?になってしまうようなのです。庭の花壇も実はカビだらけですので、ちょっとの庭仕事がゴホゴホを誘発してしまいます。困ったものです。
バラの写真は撮っておりますので、もうすぐ復活します。と言っても最近はもうあまりきれいな花はありませんがね...

水曜日, 12月 12, 2007

カフェひらく

 先週開き始めたカフェがちゃんと開いてくれた。さすがに12月寒くなってバラの活動もほとんど停止した感じ、つぼみはまだいっぱい残っているのだがなかなか咲ききらない。
 今週は少し寒さが和らいで雨も降って、咲いていないつぼみも膨らむかと思ったが、黒点病は活動を開始しても、開花はなかなか進んでくれなかった。ちょっと残念である。
さて、カフェですが、咲き方がすこしロゼットぎみでなかなかきれい。もう少し紫っぽい色が入ったりするとさらに味がでるのでしょうが、この色はこのいろですばらしい。来年はもうすこし元気に育ってくれればと思っています。
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日曜日, 12月 09, 2007

ミミ・エデンきれいに写りますが

 ミミ・エデンはミニバラで、花もちが抜群によく、ピエール・ドゥ・ロンサールを小さくしたような花形と色合いは、ここのところずっと人気バラの上位にいるようです。
しかし、どうもうまく咲かせることができません。確かに1つ1つの花を撮影するときれいに写ってくれるのですが、全体が満開になるような写真はなかなか撮れません。
 雰囲気的には丈夫そうで春先は順調に成長します。葉は照り葉で厚みもあるので、うどんこ病には強そうなのですが、ところが新芽とつぼみが弱くて、どうもきれいな葉も花も育たないのです。この秋はうどんこ病はそれほどでもなかったのですが、夏ハダニとコナジラミにやられてしまい黒点病にもすこしやられて、葉がぜんぜんきれいでないのです。やはり葉の美しさも重要です。特にミニバラの場合、全体的なバランスは重要です。
 ということで、今年もミミ・エデンはうまく咲かせることができませんでした。毎年来年はと思って頑張るのですが、ダメです。うどんこ病は抑えることができても、ハダニで台無しでした。なぜかそれでも写真の花はきれいなのが不思議なのですが、人気の秘訣もそれなのでしょう。どうにか元気に育てたいバラなのですが...
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土曜日, 12月 08, 2007

やっと咲いたカフェ

 もう一ヶ月以上前からつぼみがついていたカフェがやっと咲きました。ここのところ急に寒さが冬モードになってきたので、もしかしたらこのまま咲かないんじゃないかと心配していたのですが、なんとか咲いてくれました。
カフェは丈夫で枝もよく伸び花つきもいいと書いてあったりするのですが、我が家のカフェはざんねんながらまだそのパワーを発揮しておりません。春に新苗を植えたものですので、まあそのうちに株が充実してくれば、元気よく咲くようになるでしょう。
 このカフェは寒いのには強そうな雰囲気はあるのですが、暑さはぜんぜんダメなようで、黒点病にやられて夏の間はほとんど成長しませんでした。ところが、10月の半ばを過ぎたあたりから成長を始めて、つぼみもつきました。ただ、つぼみの成長は遅くなかなか花が咲いてくれないままに寒くなってしまいました。晩秋はこのなかなか咲かないつぼみというのがじれったいですね。咲けばけっこうきれいなんですがね。
 この渋い色は晩秋の雰囲気には合っています。地味で枯れた感じがいい雰囲気です。フロリバンダなので、もう少し花がついて房咲きになってくれたりするとうれしいのですが、カフェはそれほど房咲きにならないみたいですね。どこにでも売っているメジャーなバラなんだと思いますが、個人的にはこの花は好きです。
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火曜日, 12月 04, 2007

セプタード・アイルはまだつぼみがいっぱいあるが...

 やはり12月にはいると寒くなる。当然の話なのだが、今年はなぜか急に寒くなったという感じがしてならない。昨年のブログの記事を読むと既に10月中に寒くなったと書いていたりするが、今年は同じような内容は11月である。1ヶ月ずれている感じだ。しかし、今日当たりは平年よりも気温は低いようで、本当に寒い。バラのつぼみはまだいっぱいあるのだが、この寒さでは咲ききれないかもしれないとふと思った。
 このセプタード・アイルなのだが、まだいっぱいつぼみがついている。9月末に咲いて10月に成長し、11月にまたつぼみをつけているわけだ。パット・オースチンも同じような感じだし、タモラもつぼみが残っている。すこし暖かい日がつづくとそれらのつぼみが咲いてくれると思うのだがこのまま寒くなってしまうと無理なんだろうなあと思う。
 異常に扱ったのは9月10月だった気がする、本来は涼しくなってどんどん成長しつぼみをつけるはずの10月が、暑さに耐える10月になってしまって、本格的に復活を始めたのは10月の末から11月になってしまったのである。本来なら花が咲く時期なのにである。咲くのが遅くなってしまった花はどうも寒そうで、このセプタード・アイルも開ききってくれない。風邪をひいた感じだ。本来なら黄色いおしべがのぞくのだが、ディープカップな雰囲気のままである。それはそれできれいだし、花もちもいいのだが、せっかつつぼみがあるのあだから、元気に咲いてくれないかなとも思うのである。
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クォーター・ロゼット咲きとは..

 ウィリアム・シェークスピア2000がほんとうに本に出ているようなクォーター・ロゼット咲きで咲いてくれました。どうも一般にロゼット咲きとかクォーター・ロゼット咲きというのもいろいろあるようで、花びらの厚さや、花びらの形などで実際の花形は違うようです。
一般にオールドローズは花びらは薄く枚数が多いので、その花びらの多さから花びらの入り組んだクォーター・ロゼット咲きになります。典型はガリカのシャルル・ドゥ・ミルなんかでしょうか?花びらももっと小さくなると、花びらがふわふわっと吹き出てくるように咲きます。ジャックカルチェがそんな感じです。これもクォーター・ロゼット咲きと呼ばれますが、雰囲気はだいぶ違います。
 モダン・ローズは花びらが厚く1枚が大きくなります。イングリッシュ・ローズの場合はどちらかというと花びらは薄めですが、それでも1枚は大き目です。1枚1枚が複雑に組み合わさってロゼット咲きになっているような気がします。メイアンのレオナルド・ダビンチやギィ・ドゥ・モーパッサンなどは花びらは厚くて、枚数はそれほど多くはないのですが収まりが悪くてクォーター・ロゼットになる感じです。
ハイブリッド・ティーでクォーター・ロゼットっぽく変化する品種はオールド・ローズのそれとはかなり違いがあります。まあ、どちらもきれいですがね。
このウィリアム・シェークスピア2000のクォーター・ロゼット咲きは、やはりすごいと思います。ゴージャスですね。もっとも写真で紹介されているようにこのウィリアム・シェークスピア2000はゴージャスな雰囲気じゃありません。どちらかというと普通のモダン・ローズのように咲き始めて、気が付くとクォーター・ロゼットになっているパターンです。そういえば、アルキミストのそれも同じ感じがします。その変化がいいですね。
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日曜日, 12月 02, 2007

紫燕飛舞分家

 紫燕飛舞はチャイナじゃないという話のようで、どうもブルボンのようですね。京阪園芸ではユジェーヌ・イーマルリという名前で売られています。でも、ブルボンだと思えば四季咲きですし、大きさも手ごろ、花も美しい、すばらしい品種だと思います。
この写真は適当に挿し木にしておいたものが成長してこんなにきれいな花を咲かせてくれています。本家はハキリバチに葉を切り刻まれて、花も終わってくじけて?おります。
 挿し木でもどうもちゃんと育つようで、しっかり成長しています。なんか花は挿し木版の分家のほうがきれいな気がしますが、気のせいででしょうか?植えてある場所も半日陰で、夏の暑さをちょうどよく避けられたのかもしれません。
オールド・ローズの中には接木しなくてもそれなりに根がしっかりしたものがあるようで、ルィーズ・オディエなんかもけっこう挿し木でのものが元気よく育ちます。ガリカのシャルル・ドゥ・ミルなんかも簡単に挿し木が根付くし、地下茎でどんどん増えるので危険という話もあります。
 ルィーズ・オディエなどは、自根のほうがよく返り咲くという話もあるので、必ずしも接木して育てたほうがいいということでもないようです。環境がよければ、挿し木のほうがよかったりすることもあるようです。
 とにかく、紫燕飛舞はきれいに咲いてくれています。鉢植えだとちょっと細い枝が伸びすぎて扱いが難しいのですが、低いフェンスに適当にからめておけるので、簡単に育てることができるかと思います。1本買って育てて、後は挿し木というのもいいと思います。丈夫ですし、香りも大変いいです。花の大きさは8cm程度でしょうが、今回の花は10cmぐらいあります。写真よりずっときれいですよ。
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土曜日, 12月 01, 2007

ベーシックです。ゴールデン・メダイヨン

ごく普通な黄色のバラ、ゴールデン・メダイヨンです。夏はコガネムシの攻撃にあってきれいなままでは花をみることができませんが、春と秋はきちっとバラらしく咲いてくれます。他のバラよりも少しタイミング早かったり、遅かったりするので、ちょうど花が咲いていない時期に咲いてくれるのがうれしいです。
高芯咲きですが剣弁咲きというわけではありません。季節にもよりますが、ちょっと縁がひらひらと波打ってくれたりします。色はまさにさわやかであざやかな黄色、それなりに存在感があります。特に特徴のない普通のハイブリッド・ティーのような気がしますし、どこでも売っていたりするのですが、花つきはそこそこいいし、病気にも強い。まあ、基本なのでしょうね。
特に個性が強いバラではないので忘れがちですがバランスよく咲くと、落ち着きを感じます。花も長持ちしますので、花壇などにいっぱい植えてあったりしたら、それなりに華やかできれいなんだろうなと思いました。
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木曜日, 11月 29, 2007

花からつぼみその後

 ネプチューン・オプティマの花の中からつぼみが現れた話のその後です。まさか、ちゃんと花の中のつぼみが成長するとは思わなかったのですが、ちゃんと成長して立派なつぼみに、さらに花はちゃんと咲いているじゃないですか?花の中から葉らしきものが伸びてくる現象は、ケンブリッジキャッスルやピンク・グルーテンドルストでもあったのですが、こんなしっかりつぼみが出てくるとは... びっくりです。おもしろい写真なので、2度目の公開してしまいます。
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水曜日, 11月 28, 2007

ちび万葉ですが...

 昨年の秋に大苗を植えた万葉ですが、春はどうにか花をつけたもののうどんこ病にやられて成長が進まず夏は黒点病と暑さで瀕死の状態でした。葉もなくなり枝も枯れこみ、主幹が1本だけになってそれさえも枯れこみはじめていたのですが、涼しくなったら枯れずになんとか残っている枝から葉が出てきて、なんと花をつけてくれました。
主幹も枝が出ていない半分は枯れこみが進んでいますので、ここからどのように復活させるかが難しいところですが、今はちびですがきれいな花をつけてくれています。
枯れた枝をどんどん短くしてきましたので、高さも20cmほどしかありません。主幹には来年のための芽もありません。下のほうから葉がでてきていますが、それもちょっとタイミングが悪かったため、伸びようがないのが実際です。はたして、来年は復活できるのでしょうか?
 
598円で買ったのですが、バラを育て始めた時から欲しいと思っていた品種でした。山吹色の黄色系だけどなんとなく落ち着いた雰囲気がいいなあと思っていたのです。実際花はきれいです。高さは20cmしかないものの花はけっこう大輪です。フロリバンダなので本来は房咲きになるのでしょうが、1輪でもきれいな花です。
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火曜日, 11月 27, 2007

スカーレット・オベーション房咲き組

 秋は春ほどたくさんの花が咲かないので、いっぱい花が咲いてくれるとそれだけでうれしいものです。秋の花いっぱい大賞は間違いなくアイスバーグなのですが、房咲き大賞はこのスカーレット・オベーションでしょう。本来はブラッシュ・ノアゼットになるはずなのですが、いまのところまだつぼみがいっぱいあるだけです。
 スカーレット・オベーションの花つきはすばらしいです。ほんとうの四季咲きです。夏の暑さで少々くじけてもすぐに復活して花をつけてくれました。ミニバラにしては少し大きいぐらいで、庭植えにも向きます。コンパクトにまとまるっていうんですかね。
 難点といえば、花びらの裏の白さがなんとなく退色しているように見えたり写真に写ったりするんです。1輪をきれいに写真に撮るときれいに撮れるのでしょうが、房咲きになっている写真はいまいちだったりするんです。実際はきれいなんですがね。たくさん写っている写真と1輪だけの写真を比べてみるとわかると思います。
 まあ、でも花もちはいいですし、病気にも強い、虫もあまりつかないと超優秀なので、やはり秋の房咲き大賞を与えることにしましょう。色のバランスがもうすこしよかったら、もっと人気でるんだろうなあと何度も考えてしまいます。
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月曜日, 11月 26, 2007

小さいですがエルモサです

 写真だとりっぱなカップ咲きの花に見えますが、実際は5cmぐらいで小さな花です。春に新苗を久留米のバラフェアで買ってきたものですが、夏の暑さなのか苗のしょぼさなのかそれほど成長しておりません。全高も30cmちょっとぐらいしかありません。どうも、久留米のバラフェアの新苗は成長してくれません。ほかにも、コンテドゥ・シャンボール、ガートルード・ジェキルを植えていますが、いまいちです。昨年植えたバロン・ジロード・ランもそれほど大きくなっていません。まあ、これはこれくらいがいいのですがね。
 やはり根のパワーが関係しているのでしょうか?グングン伸びるかと思えば、ぜんぜん成長してくれませんでした。でも巨大化するものよりはいいですね。
エルモサですが、咲いてくれればいいです。きれいですよ。
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日曜日, 11月 25, 2007

はじめてのオウギュスト・ルノアール

 今年のお正月過ぎに処分品の大苗を買って玄関に植えていたのですが、春はつぼみがボールになってしまって咲かず、そのまま元気がないままで葉も枝も増えず、夏は黒点病にやられ、くじけ続けていました。それが、やっと秋になって1輪まともな花を咲かせてくれたので写真をやっと撮ることができました。3枚とも同じ花で、角度が違うだけの同じような写真ですがゆるしてください。
 オウギュスト・ルノアールは名前からわかるように、メイアンのロマンチカ・シリーズです。ハイブリッド・ティーの大輪系で、鮮やかなピンク色をしています。まだ咲き始めなので、もっと大きく開いてロゼット咲きっぽくなるんじゃないのでしょうか?はじめてなのでわかりません。
香りはたいへんやさしいいい香りがします。メイアンのバラは花もちがいいのですが、香りはそれほどでもないというものが多いのですが、これは香りがいいですね。アーリーモダン系のバラを感じます。
 元気がないのは多分植えてある場所が悪いのでしょう。日当たりがいまいちで、今はもう夕方にほんのちょっとだけ日が当たるだけなのです。コガネムシやシャクトリ虫もつきやすいバラで、もうすこしかまってあげないといけないのですが、玄関は目にはつくけど手をかけにくい場所で、本来の咲き方させてあげられないのが残念です。
来年はもうすこししっかり咲くんじゃないかと思ってはいます。
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