土曜日, 9月 16, 2006

名前がないミニバラ1号と3号

右側が1号、左側が3号である。どちらも100円のミニバラですが、テラコッタのコンテナに植えておいたらこんなにいっぱい花が咲きます。
名無しシリーズには鉢が割れて、地植えになったものが何本かあります。ミニバラの地植えはだめですね。すぐ黒点病にやられてしまいます。またミニなので他の植物が上にかかってしまって、日光をうまくあててあげることができません。
九州は台風が接近しています。鉢を守ってあげないとまた地植えになってしまうバラが増えてしまいます。雨による黒点病対策は昨日ダコニール1000を散布しておきました。雨風で弱るど病気が蔓延するので、やっと出てきた新芽たちを守ってあげなくてはいけません。この台風が過ぎると、先週あげた肥料がきいてきて元気になっていくと思われます。
実は、今日から3日間星野村でCACAnet福岡(NPO法人 電子認証市民ネットワーク福岡)の合宿が予定されています。中止になるのかもしれませんが、今はまだ雨天・台風決行と言っています。大丈夫とは思えませんがどうなることでしょう。 Posted by Picasa

金曜日, 9月 15, 2006

紫雲

故鈴木省三氏作出のバラです。青紫の花ですが、花びらの外側のほうが濃い色をしています。雨の日とか、この写真のように暗いところで光を当てたりすると独特の雰囲気を出します。
いままで登場しなかった理由は、いまいちうまく育てられない組なんです。植えているところが、もみじの木の根元なので、十分に日が当たらないこと、もみじの根の勢力が強いので、十分に根を張ることができなくて、思ったように成長してくれません。四季咲き性は強くつぼみはよくつくのですが、なにせ樹勢がいまいちなので、整った花をみることができません。この写真は夕方とった写真なのですが、形の整った写真がこくらいしかなかったのです。
バラの根ですが、一般に日本ではノイバラの根に接木します。ノイバラの根は根が細かく分岐し、横に広がっていきます。養分は地中深くからではなく、地表近くから吸収するようです。地植えにする場合、深い植え穴を掘るよりも周囲を十分に広く耕すとよく、肥料も深いところに入れるより、地表近くに入れておくほうが効率よく吸収されるようです。地表近くに養分が多いのは当たり前のことですよね。地中深く根を伸ばす理由は、養分の吸収よりも、水分を確保すること、木自体をしっかりと支えるためです。比較的雨が多い日本で育つノイバラにとっては、水分の確保より養分の吸収のほうが重要なのだろう。
結論をいうと、地面の根が込み合うような場所や、地表の面積を確保でない場所はよくないということです。そんなところで肥料をいっぱいやったりすると、周りの木ばかり生長して、さらに日が当たらなくなってしまいます。紫雲は失敗パターンだったような気がします。冬になったら植え替えようと思います。l Posted by Picasa

木曜日, 9月 14, 2006

オレンジマザーズディ

代表的なポリアンサローズです。もうすこし赤が濃いのがマザーズディで、その枝変わり種です。かわいい花が房咲きになります。枝は細く棘も少ないので扱いやすい品種です。
鉢植えにしているのですが、きれいな花は咲くのですが、前面満開という状態には春もなりませんでした。たぶん、土が悪いのでちゃんと植え替えてあげれば元気よくなると思います。冬に植え替えてあげることにしましょう。
鉢植えの場合、冬の初めに植え替えてやると、元気になりますね。少し春先の芽吹きは遅くなりますが、そのあとの元気はよく花もいっぱいつきます。
これは、鉢苗を買ってきて、とりあえず鉢増ししただけだったので、今度は土もいいものにして、パワーアップを図りたいとおもいます。
もうネタ切れといいながら、まだ紹介していない品種はないかと探してしまいます。この花もそうですが、あまりうまく咲かせられなかったものが残っています。オレンジマザーズディだったら、いっぱ房咲きになっている写真でなくてはいけませんよね。 Posted by Picasa

水曜日, 9月 13, 2006

ネプチューン・フォーエバー

フォーエバー・ローズ社のミニバラです。レモン色のかわいい花ですが、日に当たると花びらの縁が赤く変色してしまいます。つぼみが膨らんだら日陰におくのがいいみたいです。
ミニバラは一般に退色や変色しやすいですね。日に当たってきれいにグラデーションが出るような品種もありますが、みぐるしく退色してしまうものもあります。このミニバラは、縁が赤っぽいのもなかなかいいかなと思います。
もっと写真を撮っていたと思うのですが、雨の日に撮ったものしか見当たりませんでした。花びらが薄いので、雨で透明になってしまっていますが、この写真については、それはそれでいい味になっているような気がします。
ミニバラは四季咲きで剪定すればどんどんつぼみがついてくるのですが、これはあまりつぼみつきません。秋にはまた咲いてくれるとは思うのですが... Posted by Picasa

火曜日, 9月 12, 2006

そろそろネタが切れてきたけど...

そろそろ花の種類に限界が出てきた。実際はもう少しあるのですが、写真を撮ってなかったり、いまいちの写真だったりして、もう1週間分はなさそう。秋の花が咲くまで、2周目で許してもらおうと思っています。現在60+α品種ぐらいを植えていますが、当然はずしてしまった品種もそれなりにあります。植え替えに失敗して枯れる寸前でどうにか頑張っているつるスヴニール・ド・ラ・マルメゾンとか、花壇の隅に植え替えて、写真が撮りにくくなって、撮るタイミングを逃してしまった、シャルルド・ミルとか、名前のないミニバラ軍団などです。オレンジ・マザーズ・デイ、紫雲、ネプチューン・フォーエバー、つるでないディンティベス、くじけカクテルなどが残っておりますが、2周目の中に混ぜたいと思っています。
2周目は花の説明だけでなく、ガーデニング?一般の話やら、農薬や肥料の話なども混ぜていこうと思っています。
ということで第2クールよろしく。秋の花がきれい咲くことを祈ってくださいね!

ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ

大輪お姫様シリーズ第2弾です。といっても大輪の薔薇はそれほどたくさんありません。王子様モナコといっしょに購入したものですが、こちらはいまいちうまく育てられません。植えて2シーズン目でとりあえず、花はついているのですが、華やかで素敵な花というには?というレベルでしか咲かせられません。
原因ですが、花壇の中に植えていて、他の植物が各所から迫ってくるためだと思います。葉もそうですし、根もいろいろ戦っているはずです。
フロリバンダ系ですと、いっぱいつぼみがつきますので、少しくらい虫に食べられてもまあいいかですむのですが、ハイブリッドティーだと、一つ一つのつぼみを大切しなくてはいけません。基本的に一本の枝に一輪しか咲きませんから、枝もうまく伸ばしてあげないと、やはり格好がつきません。大輪系は難しいですね。
でもって、このダイアナさんの評価ですが、写真を撮るとクリーム色がかったピンクでやさしい雰囲気ですが、実際の花を見た感じではそれほどやさしい雰囲気は出ていません。やはりこの花は、力強く大輪!という感じで咲かせなければいけないと思っています。とはいっても写真の花も12cmはあります。 Posted by Picasa

月曜日, 9月 11, 2006

つるメヌエット

アーチのからませているバラの道路側から見て右側のつるメヌエットです。元はフロリバンダの枝代わりで、8cmぐらいまでの花が房咲きになります。
つるバラとは思えない四季咲き性で、つねに花をつけてくれますが、そのためか養分を花に使い切ってしまいシュートなかなか伸ばしてくれません。黒点病にも強くはなく、雨が多かった今年の夏は、ほとんど葉が全滅してしまいました。
この写真はまだ葉がいっぱい茂って元気だったころのものです。今は、たいへん悲しい状況になっていて、こんな元気な葉はぜんぜんありません。
つるバラの場合、夏は茂った葉も景観のためにたいせつな要素です。四季咲きでつねに花がつくのもいいですが、シュートをつんつん伸ばして茂ってくれることも大切です。
ところで、アーチをきれいに仕立てておくのは難しいですね。どうしても下のほうが葉も花もなくなってしまいますし、太い枝はなかなか思うように誘引できません。いわゆるつるバラよりも、シュラブやランブラーのほうが枝が細くて思うようになりそうですね。
このつるメヌエットは現在療養中です。枝を伸ばして葉をつけようとがんばっている最中ですが、なぜか花が咲いてしまいます。植物は危機的な状況になると子孫を残そうと花をつけてしまうんですね。花より葉だと思うのですが... Posted by Picasa

日曜日, 9月 10, 2006

名前のないミニバラ2号

名前のないミニバラ2号です。たいへん丈夫なバラで、ちょっと大きめの花がいっぱい咲きます。暑さにはあまり強くないようで、一度西日が当たるところに置いていておもいきっきり葉を落としてしまったのですが、切り詰めておいたらちゃんと復活しました。
花びらはクルッと反り返るタイプです。咲き始めがきれいなタイプです。
ミニバラは小さなかわいい鉢に植えられて売っていますが、2まわりぐらい大きな鉢に植えてあげると、ほんとうに元気に育ちます。秋の終わりぐらいに、処分品として売られているものでも、次の春には元気にきれいな花を咲かせてくれます。このバラはその代表選手です。 Posted by Picasa

土曜日, 9月 09, 2006

クラウディア

ポールセンのパレードシリーズのミニバラ、クラウディアです。ほのかなにピンク色になる白のミニバラです。ミニバラですが、落ち着いたおもむきがあり、好きな品種の1つです。
ミニバラは花を咲かせるのはそれほど難しくないと思いますが、バランスよくかわいく仕立てておくのはけっこう難しいですね。基本は、花が終わったらビシッと切り詰めることですかね。品種にもよりますが、だらだらと伸びて、そのあげく黒点病で見苦しくなってしまったりします。花の時期が過ぎたら、ピシッと剪定して、十分に肥料をあげてつぎの花に備えるのがいいみたいですね。 Posted by Picasa

金曜日, 9月 08, 2006

ケンブリッジ・キャッスル

それほど多くの花はつけてくれないが、大輪でたいへん香りのいいバラである。ケンブリッジ・キャッスルという名前だったが、ネットで検索をしてもなかなか情報がない。確かイギリスのハークネスに同じ名前のバラがあるが明らかにそれではない。たぶん、オランダかニュージーランドあたりの品種だろう。
実はホームセンターで確か698円ぐらいの大苗の処分品を半額で購入した気がする。香りのいいバラだとは知っていたが、あまり期待していなかった。オールドローズと書いてあったが、枝の太さや棘の鋭さをみた感じでは、あきらかにハイブリッドティー。花も房咲きにはならない。
しかし、花はすばらしい。香りもダマスク系?で、たいへんよく香る。花の色も香りもイングリッシュローズのウィリアム・シェークスピア2000の香りと似ている(咲き方は違うけど)。
枝ぶりはブッシュローズで直立するが、けっこうよく枝が伸びる。つるバラという感じでないが、枝を伸ばしてつるバラのように扱うといいのかもしれない。今は、枝を伸ばしてオベリスクに巻きつけようかと思って、国華園の980円のオベリスクを立てている。そうそう、このバラの出所は国華園みたいだ。6,7年前に安売りしていたみたい。
本に性質が書かれていないので、いろいろ試行錯誤できるバラである。それはそれでおもしろい。他の品種ももっと臨機応変に育てると面白いのかもしれない。もっともつるバラは事前に性質を知っておかないとたいへんなことになるけど... Posted by Picasa

木曜日, 9月 07, 2006

名無しのピンクのミニバラ1号

売れ残ったミニバラで花が終わってしまったものが50円とか100円に売っていることがある。これもその仲間である。かわいそうなのは名前がない。ピンク色の花をいっぱいつけてくれて、元気に咲いてくれますが、名前がないので、この品種はこういう性質ですよという話ができない。
よくミニバラはだたミニバラと書いて売っていることがあるんだけど、ちゃんと品種名を明記して売ってあげてほしい。名無しのピンクバラではかわいそうである。 Posted by Picasa

秋がもうすぐだけど

9月に入り少し涼しい日がつづくようになった。でも雨が多く、また黒点病が発生してしまった。殺菌剤をしっかり散布すればよかったのだが、9月になると仕事もいろいろ増えてきて、なかなか時間がとれなかった。
さて、9月に入ったので剪定をして新しい枝を伸ばす準備をしなくてはいけないのだが、黒点病とコガネムシとシャクトリムシによって葉が少しになってしまった。夏の剪定は、2/3ぐらいに枝を切り詰めればいいのだが、下葉がなくなってしまうと枝が切れなくなってしまう。そういう場合は枝を倒して新しい枝を出させる方法があるが、これはけっこう面倒くさい。
どっちにしても、夏の暑さやなんやらでかなり疲れている雰囲気なので、この秋の花はかなり後半にずれこみそうな気がする。まずは、復活をさせるために、肥料をやっておくことにしよう。
今年の課題は、うどんこ病対策と、コナジラミ対策だった。どちらもどうにか防ぐことができた。うどんこ病にならなかったので、春はいっぱい花をみることができた。来年の課題は、まずはコガネムシ対策、つぎに黒点病かな?昨年は黒点病があまり出なかったので、ちょっと甘くみていた気がする。昨年は、感染した葉をむしって、サプロール散布だけでよかったのだ。今年は、蔓延状態。予防を真剣にしておかなかければいけないと思った。難しいのはコガネムシ。特にマメコガネ。農薬耐性があるのか、スミチオンが効かない。忌避効果のあるものや、トラップなどを考えなければいけないようだ。

水曜日, 9月 06, 2006

レッドムーン

赤い3cmぐらいの小輪の花が房咲きになるランブラーです。レッドムーンという名前がついていましたが、探してもじゃがいもしか出てきません。さらに探してみると、サカタのタネとタキイからレッドムーンというバラが出ています。サカタのタネのレッドムーンはハイブリッドティーで大輪です。ということで、どうやらタキイのミニバラのようですが、今は販売していないようです。
どうもテリハノイバラ系の交配種で、比較的原種に近い性質をもっているようです。病気にはたいへんつよく、うどんど病や黒点病になったことがありません。シュートをどんどん伸ばしていきます。最初買ったときはミニバラと思っていたのですが、今では3mぐらいは枝を伸ばしています。ほふく性で、どうやっても花がつくので、そのままルーズに伸ばしているという感じです。
一期咲きかと思いきやちゃんと返り咲きます。多くは咲きませんが真夏にも花が咲きます。花柄をほっておけば、ローズヒップもつきます。
いっぱい咲くの花柄をとるのはなかなかたいへんで、たくさん花が咲いて散った後はちょっとみぐるしくなりますが、これぞ剛健種といえるぐらい根性のあるバラです。 Posted by Picasa

月曜日, 9月 04, 2006

チャイコフスキー

メイアンのアンティークタッチローズです。クリームがかった白で、花芯はちょっと黄色っぽく見えます。花びらは多く、ふわふわっときれいに咲きますが、散るときはいっきにパラパラっと散ってしまいます。掃除が大変なバラです。
日本ではハイブリッド・ティーということで京成バラ園芸は売っていますが、メイアンのサイトを見に行くとフロリバンダになっています。シュートはたくさん出て、モダンシュラブに扱っている本もあります。
房咲きになると、たいへん素敵なバラですが、この花はいつもコガネムシにやられてしまいます。香りはほとんどないので、いったい何につられてコガネムシが集まるのでしょうか?謎です。 Posted by Picasa

日曜日, 9月 03, 2006

リトルウッド

小さな1cmから2cmぐらいの花がいっぱい房咲きなるミニバラです。葉っぱも小さく、超ミニバラといった感じですが、株自体の生育は旺盛で、1株でもけっこう茂ります。
この写真はマクロ撮影でぐぐっと迫って撮ってみました。ピンク色のかわいい花ですが、ちゃんとパラなんですね。
四季咲きで、何度も返り咲きます。花が終わった後、バシバシと剪定してあげれば、また枝が出てきて、かわいい花がつきます。 Posted by Picasa

土曜日, 9月 02, 2006

ギィ・ドゥ・モーパッサン

メイアンのロマンチカシリーズのバラです。浅いカップ咲きで、開ききるとカップの中のクシャクシャっとしたロゼット咲き風になります。
色は鮮やかなピンク色で、花は同じロマンチカシリーズのレオナルド・ダ・ヴィンチのようにすこし厚めの花びらで、雨が降っても長持ちします。
写真を見るとなんとなるオールドローズ風なのですが、メイアンのロマンチカシリーズはオールドローズとはちょっと味わいが異なります。もっと押し出しが強く、主張が強い雰囲気なのです。まあ、私はきらいではありません。
オールドローズ風モダンローズといえば、デビッドオースチンのイングリッシュローズですが、それとはまた違います。もっと力強い雰囲気ですね。花もちも実際いいです。でも、枝はいわゆるブッシュローズで、シュラブのやさしい枝ぶりとは違います。モーパッサンはフロリバンダに分類されていますが、まあ、フロリバンダの枝ぶりだと思います。
今年はまだ植えて1年目で、それほど株は成長していません。また来年度を楽しみにしておきます。 Posted by Picasa

金曜日, 9月 01, 2006

ジュビレ・デュ・プリンス・ド・モナコ

お姫様モナコの次は王子様モナコです。当然、隣に植えております。お姫様はハイブリッドティーで大輪ですが、王子様はフロリバンダです。
日が当たると花びらの縁が赤く色づいていきます。うまく日が当たらないとこのようにきれいに赤くならなく、秋の花は、日があまり当たらなくなるので、もっと薄いピンク色になります。
完全な四季咲きでいっぱい花をつけてくれますが、虫や病気にやられるため完璧な花はなかなかみられません。11月の終わりごろ虫の攻撃がなくなるので、大きな花をいっぱいつけてくれますが、残念ながらこのようなきれいな赤の縁取りはでてくれません。
枝は横張りで、1株でもかなり広がります。フェンスの横に植えたらどんどん隣の家まで伸びて咲いています。とげがちょっと鋭く、気をつかなければいけない点がちょっと×ですが、基本的に名花だと思います。お勧め品種のトップ3に入ります。 Posted by Picasa

木曜日, 8月 31, 2006

プリンセス・ド・モナコ

ピンク色で縁取られた大輪の花が咲くプリンセスドモナコです。モナコのお姫様ですからグレースケリーのお花です。
我が家では数少ない大輪の花なのですが、きれいな花を咲かせるのは難しいですね。だいたい病気や虫そして雨にやられてしまいます。日当たりがいまいちなのもよくないのかもしれません。木の陰になることが多いんです。
うちにはどちらかというと房咲きになる花が多いのですが、大輪の花も庭が一気にぱーっとするのでいいですね。もうすこし、手をかけてあげると素敵な花をさかせることができるのかもしれません。今後の研究課題にしておきます。 Posted by Picasa

火曜日, 8月 29, 2006

つるディンティベス

我が家で一番最初に花をつけるつるバラです。一重の大きめの花がいっぱい房咲きになります。香りも素敵で、庭を歩いていてもその香りが漂っているのがわかります。
この写真はつるディンティベスで、HTのディンティベスの枝変わりです。つるでないディンティベスもあります。花は2つともまったく同じですが、つるでないほうが小さめの花がいっぱい房咲きになります。
このつるディンティベス、花の優雅さからは考えられないほど太いシュートを伸ばします。シュートは大変剛直なので、誘引で苦労します。
花はいっぱい咲くのは春です。その後も返り咲きしますが、少しだけです。夏も秋もちょっとだけ花をつけます。一応、四季咲きです。ブッシュのほうとディンティベスはもっと四季咲き性は強いです。
花もちはよくありませんが、花びらの色と花芯のいろが鮮やかで、とても優雅な雰囲気をつくります。もうすこし花もちがいいといいのですが、そのはかなさもこの花には重要な要素だと感じます。 Posted by Picasa

月曜日, 8月 28, 2006

イングリッド・ウェイブル

中輪の真っ赤な花が房咲きになるイングリッド・ウェイブル。本に矮性で70cmぐらいにしかならないと書いてあったが、実は生育力旺盛で、1.5mぐらいには簡単に伸びていく。横張りではなく、スーッと長くのびていきその咲きに10輪以上の房で咲くという感じです。
挿し木での成功率はきわめて高く、適当に花壇に挿しておくだけで、ほぼ活着する。
開花の時期は遅めで、ほかの花が終わったころになってつぼみをつける。夏の間もつぼみをつけるが、コガネムシにやられてしまってきれいな花にはなってくれない。
この花がうまく横張りでそだってくれれば、花壇はかなり明るい雰囲気になると思う。うまく剪定する手段をみつけなくてはいかねいと思っている。花の1つ1つはそれほどきれいではないので、いかにうまく房咲きの満開状態をつくかが決め手と思っている。 Posted by Picasa

日曜日, 8月 27, 2006

ゴールデン・メダイヨン

ハイブリッドティーに分類されているんだけど、花は房咲きになるし、枝も横張りで、どちらかというとフロリバンダな雰囲気です。
花びらにちょっとフリルがある軽やかな花を咲かせてくれます。
でも、黄色の花は虫に弱い。どうしてもコガネムシにやられてしまいます。四季咲き性は強く、ほかの花とは少しタイミングがずれて咲いてくれるのでうれしいのですが、いつもマメコガネに攻撃されてなかなかきれいな花をみることができません。今日あたりもあたらしいつぼみがあるのですが、咲くやいなやコガネムシに攻撃されてしまいます。どうにかならないものでしょうか? Posted by Picasa

土曜日, 8月 26, 2006

ミミエデン

内側はピンクで、外側はほのかな緑、花もちも抜群の素敵なミニバラです。今年は、いっぱいつぼみをつけることができて、写真のように房咲きになってくれました。
実は、このミミエデン、病気にはことのほか弱く、つぼみがついてもいいところでうどんこ病にやられてしまいきれいに咲かせることができませんでした。
今シーズンは昨年のうちからうどんこ病対策を徹底。トリフミン、サルバトレーME、ミラネシン、カリグリーン、トップジンM、サンヨールなど、とにかくうどんこ病に利く薬を用意して、徹底的に押さえたところ、やっとこんな感じに咲かせることこができました。
ミミエデンは、どうもつぼみが弱いんです。病気にかかるのはつぼみ、虫にも喰われます。もうすこし、育て易かったらいいですが... Posted by Picasa

金曜日, 8月 25, 2006

スプレーウィット

純白の花が房咲きになるポリアンサローズです。結婚式の時のブーケに使われるバラのようです。たいへんきれいな花がいっぱい咲いてくれます。ポリアンサですので、コンパクトで横張りなので鉢で育てるときれいです。
実は我が家のスプレーウィットは癌種病にかかっていて、この分だと来年までもちそうにありません。秋に挿し木してどうにか残そうと思っています。
近くの園芸店で安売りで売っている苗はだめですね。かなりの確率で癌種病をもっています。少し高くても、出所のはっきりした苗を植えたほうがいいですね。癌種はかなりくじけます。 Posted by Picasa

木曜日, 8月 24, 2006

紫燕飛舞(ツーヤンフェーウー)

名前のとおりチャイナローズなんだけど、どうも純粋なチャイナではないらしい。でも、よく花は咲くし、香りもよく、さわやかな雰囲気でかつやさしい花だ。
チャイナにしては枝が長くのびるので、何かに誘引してあげないとまとまりが悪くなってします。
挿し木でも簡単に増やせるようで、適当に挿しておいたら、ちゃんとついてしまった。もう花も咲いている。 Posted by Picasa

水曜日, 8月 23, 2006

つるマダム・ピエール・S・デュポン

黄色のバラとしては比較的古い花です。まあ、アーリーモダンローズってところでしょうか?我が家のは、マダムピエールSデュポンの枝変わりで、クライミングです。

花は本当にやさしい高芯咲きで、色もきれいない黄色なのですが、やはり黄色のバラは黒点病に弱く、今年は黒点病でほとんどの葉を失ってしまいました。ほとんど一期咲きなので、秋の花は期待してないのでうが、夏に葉はぜんぜんないというのはあまりにも寂しい。

イングリッシュローズのグラハムトーマスなどにくらべると、やさしい雰囲気で、いかにもアーリーモダンという感じではあります。

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火曜日, 8月 22, 2006

マダム・アルフレッド・キャリエール

西を向いている玄関の横に物置の目隠しに植えてあるのがマダムアルフレッドキャリエールとルイーズオディエ。どちらもオールドローズで、どちらも生育力抜群。あまり日が当たらないところなので、日陰でもよく育ち花が咲く品種を探して植えたのだが、その生育パワーにはびっくり。マダムアルフレッドキャリエールはノアゼットで、白いふわふわっとした花が咲く。花は早咲きで、この後でルイーズオディエが咲きはじめる。キャリ婦人はとにかく伸びまくるが、とげはそれほど多くなく、枝も太くはならないので、誘引は簡単。もう少し広く高い場所があれば、のびのびと優雅に枝を這わせることができるのだが、どうしたらいいものだろうか?来年の剪定を工夫するしかないだろう。
今8月もキャリ夫人は咲いているが、残念ながらちらほら状態でそれほどきれいではない。秋にも咲いてくれればいいのにと思っている。 Posted by Picasa

日曜日, 8月 20, 2006

夏も後半戦になりました

20日を過ぎ、夏も後半戦になりました。我が家のバラですが、黒点病とコガネムシの攻撃にもめげず、新しい枝を伸ばしているもの、花を咲かせているもの、どうにか夏を過ごしてくれています。

来月の初めには、秋の花のための剪定作業に入ります。剪定をしてからだいたい50日で花をつけるので、10月の後半にきれいな花を咲かせるようにするためには、9月の初めということになります。今年は、黒点病とコガネムシでかなり葉を落としてしまっているので、あまり深くは剪定できないでしょう。剪定して肥料をやって、秋の花に期待するのがこれからの楽しみです。

秋の花の時期を過ぎると大苗が出回ります。でも、もう植えるところがないので、どうしましょう。オールドローズは大きくなるものが多いし...

このBlogには、秋の花が咲くまで春夏の花を掲載していきます。今も花は咲いているんだけど、小さい花しかなくて、載せる写真がなくなったら載せていきます。


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マチルダ

マチルダは素敵な花だと思う。本にも名花だと紹介されているが、実際すらばしい花をつけてくれる。写真の花は真っ白に見えるが、ピンクがかった花である。秋はもっとピンク色が濃くなり、もうすこし味わい深い花になる。
この株は、新苗を知り合いからいただいて、とりあえず植える場所を考えず、もみじの木の下に植えてしまったのがちょっと失敗だった。もみじのために日陰になってしまう時間が長いのである。素敵な花なので、もっとのびのび育つ場所に植えたい。 Posted by Picasa